育児の百科 おすすめ育児本①
今回は私が持っている育児本のご紹介です。
“定本 育児の百科”についてご紹介します。
妊娠が判明したことを親族(叔母)に報告した際に、お祝いでプレゼントしてもらいました。
最初見た感想は『文字が小さい、本が分厚い、難しそう』です。
しかし読んでみると、育児についてわかりやすく、細かく書かれているため、すらすら読むことができました。
育児の百科について
小児科医の松田道雄先生が刊行された書籍で、1967年出版以後、改訂を加えて総部数約160万部発行されているそうです。
今から約54年前に出版されているそうで、プレゼントにこの本を送ってきてくれた叔母も子育てしていた約20年前に読んでいたそうです。
親からの紹介で親子二代で読んでいる方もいるそうです。
本の構成について
上・中・下巻の3部構成で、以下の月齢ごとに分かれています。
・上巻:誕生まで〜5ヶ月まで
・中巻:5ヶ月〜1歳6ヶ月まで
・下巻:1歳6ヶ月〜6歳まで
本の内容について
「この月(年)の赤ちゃん」、「そだてかた」、「環境」、「かわったこと」について、その月齢や年に応じた内容が詳細に書かれています。
「この月(年)の赤ちゃん」はその時期の成長や個性について、
「そだてかた」ではどのように赤ちゃんと接すればいいのかが分かります。
「環境」は事故や気温などの注意すべきことなどが書かれており、
「かわったこと」では病気などのことについて書かれています。
この本の使い方
最初のページに『この本のよみかた』が記載されており、
“一度に全部読むにおよばない。1ヶ月になったら1ヶ月のところを、1歳になったら1歳のところをよめばよい。”と書かれています。
気になる月齢の、読みたい箇所のみ読めるためすぐ読むことができます。
この本の良い点
月齢ごとに記載されている
月齢ごとに細かく情報が載っているためとてもわかりやすいと感じました。
他の本には赤ちゃんにはこうすべきなどとかいてますが、"その赤ちゃんって生後何ヶ月の子?”と思ったことがあります。
本書は、月齢ごとに記載されているため、その月齢にあった情報を得ることができます。
そして、読みたい月齢の部分だけを読むことができるので便利です。
索引で気になることをすぐ調べられる
月齢ごとに読むこともできますが、索引で気になることだけを調べて読むことができます。
実用書のように気になる箇所だけを読むことができるので、忙しい時にもすぐ読むことができます。
内容が細かくかかれている
内容が細かく書かれているため、分からないことの多くがこの本を読めば解決することができます。
特に月齢の低い時期(1歳まで)については本当に細かく書かれているため、私も分からないことがあったときに読んで解決することができました。
この本の悪い点
悪い点と言うほどではありませんが、約54年前に出版されているため、情報が古いな感じることがあります。
例えば、パパの育児参加に関する考え方や、車にクーラーがない前提で書かれているなどがあります。
終わりに
分からないことについて、インターネットで調べたりすることもありますが、正しいの?と疑問に思うことがありました。
この本は、小児科医の先生が書いているためエビデンスもしっかりしていて安心感、納得感があります。
また、分からないことがあれば、目次や索引を利用して気になる箇所をすぐ読むことができます。
内容が細かく書かれているため、気になることの大半が網羅されています。
私のように初めて育児される方には特におすすめしたい本です。
育児書のバイブルとして読んでみるのはいかがですか?