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ママと赤ちゃんのぐっすり本 おすすめ育児本④

今回は私が持っている育児本の紹介です。

“ママと赤ちゃんのぐっすり本”についてご紹介します。

夜泣き、長時間の寝かしつけ、早朝起き、寝ぐずりなど睡眠トラブルに悩んでいませんか?

私はこの本と出会い、実践することで悩みの全てではありませんが、解消することが出来ました。

赤ちゃんの睡眠に関することで悩んでいる方や睡眠本を探している方の参考になれば嬉しいです。

 

本書を読んだきっかけ

うちでは以下のような睡眠トラブルがありました。

・夜泣き

・長時間の寝かしつけ

・寝ぐずり

 

生後2ヶ月頃から寝る時間が減ったり、抱っこしないと寝ないなどの長時間の寝かしつけに悩んでいました。

一番の悩みは「抱っこしないと寝ない」というものです。

そこで、出産した病院や市が実施する赤ちゃん訪問事業の助産師さんなどに睡眠に関する悩みを相談しましたが、答えはいつも同じ。

「寝たいだけ寝るから睡眠時間は気にしなくていいよ」

「抱っこして寝るなら抱っこすればいいじゃん」

しかし、ネット情報や他の本(子育て本、知育本)を読んでも睡眠の重要性は書かれていす。

 

このままではいけない!睡眠に特化した本を読む必要があると思い本書を見つけました。

ネットの評価もよかったので“ママと赤ちゃんのぐっすり本”を読むことにしました。

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おすすめ育児本 “ママと赤ちゃんのぐっすり本”

 

“ママと赤ちゃんのぐっすり本”について

乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文(あいばあや)さんが書かれた本となっています。

愛波さんは米国IPHI公認資格という睡眠学、栄養学などに関する資格を取得した子どもの睡眠に関するプロです。

さらにスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長の西野精治さんが監修しており、睡眠のプロ2人によって書かれた本となっています。

本書は子どもが上手に寝れない理由や、上手に寝れるようになる方法などが具体的に書かれています。

スケジュールも載っていたり、何をどうすれば良いかが非常にわかりやすく書かれているので、読んだその日から実践することができます。

 

まずは『睡眠の土台』を整える

本書では、ねんねトレーニングを始める前に『睡眠の土台』を整える重要性を強調しています。

そして、『睡眠の土台』こそが睡眠トラブルを解消するために一番重要だということが強調されています。

この『睡眠の土台』とは①睡眠環境、②幸福度、③ねんねルーティンのことでこれらを整えるだけで、夜泣き、長時間の寝かしつけ、早朝起きなどの睡眠トラブルの多くは改善するとのこと。

逆に『睡眠の土台』が整っていなければ、どんなにねんねトレーニングしてを頑張っても根本的な睡眠トラブルは改善しません。

 

ここからは、『睡眠の土台』を整える方法の一部を簡単にご紹介します。

①快適な睡眠環境をつくる

OKな光、NGな光

・朝の日光を浴びよう

朝はカーテンを開けて15分は日光を浴びましょう。

 

・天井常夜灯は使わず、「おやすみライト」を使おう

天井の常夜灯は子どもの睡眠の観点から言うと明るすぎます。

足下だけを照らす暖色系のライト(おやすみライト)を使用しましょう。

 

「ぐっすりノイズ」で赤ちゃんは安心

ぐっすりノイズとは

・テレビやラジオなどの「シャー」という砂嵐の音

・波の音や小川のせせらぎなどのゆらぎのある自然音 のことです。

無音だと不安に感じる赤ちゃんもいます。特に月齢の低い赤ちゃんは、その傾向が強いため、「ぐっすりノイズ」は効果的です。

You Tubeで「ホワイトノイズ」「自然音」で検索すれば出てきます。

「ぐっすりノイズ」は寝かしつけから、朝起きるまで流し続けることがポイントです。

 

部屋の温度と湿度は赤ちゃん基準に

・温度は20〜22度

赤ちゃんの睡眠の最適温度は、大人が肌寒く感じる20〜22度です。

しかし、クーラーの風向きや子どもの体調に配慮が必要です。

 

・湿度は40〜60%

夏は除湿器、冬は加湿器などを利用して調整しましょう。

 

寝るときの服装には注意

アメリカでは1歳以下の子どもが寝るときは掛け布団やブランケットなどは使わず、ベビーベッドの中には何も入れないそうです。

代わりにおくるみやスリーパーを利用しているそうです。

理由は布団などによる窒息事故や暑すぎにより起こる可能性がある乳児突然死症候群のリスクを下げるためです、

 

家庭環境に応じた寝床の安全

安全を最優先に寝床を確保しましょう。

また同室にするか別室にするか、添い寝をするかしないかはそれぞれの家庭環境に合わせて選びましょう。

 

②親子の幸福度を上げる

子どもは感情を親を通して学ぶ

子どもは赤ちゃんの頃から親の感情や心の変化を感じ取り、親を通して感情を学びます。

親の心が満たされれば、子どもの心も満たされれることで、育児もスムーズになり、さらに親の心に余裕が生まれ、いい相互作用が生まれます。

 

とにかくママが自分を大切に!

アメリカで『Happy Mom, Happy Family』という言葉があるそうで、ママが幸せだと子どもをはじめ、家族みんながハッピーになるという意味だそうです。

また本書でも、シャンパンタワーの法則といって、ママがシャンパンタワーの一番上のグラスそれより下のグラスが子どもやパパなど家族です。

ママが幸せだとママのグラスが溢れ、下のグラスである子どもやパパなどが満たされるようになります。

要するに、ママが満たされていないと、子どもも満たされないため、ママ自身が自分を大切にするようにしましょう。

 

③ねんねルーティンをつくる

寝る前の流れをつくる

子どもは次に何をするのかがわかると安心して、その流れに体も慣れてきてリズムができます。

具体的な流れは、お風呂→着替え→授乳→絵本→ぐっすりノイズをつける→消灯などです。

ポイントしては

お風呂から上がってから電気を消すまでの時間が45分で終わるようにする

・授乳後、消灯の前にワンステップ入れる

 

本書のピックアップ

睡眠を改善すると良いことだらけ

睡眠には以下のような働きやメリットがあります。

  • 精神を活発にしたり、落ち着かせたりする力の源
  • 眠るたびに脳のバッテリーが充電される
  • 質のよい睡眠は脳の力を高める
  • 循環器官を強くしたり、ストレスを解消する、頭がすっきりとし記憶力がアップする
  • 糖の代謝を高めて肥満を防いだり、体力を回復させる免疫力を高める

 

逆に睡眠不足になると、

  • 集中力が低下する、イライラして短気になる
  • 環境への適応性や周りへの順応性が低下する
  • 自主的に遊ぼう、学ぼうとする能力が低下する

などのデメリットがあります。

 

子どもが疲れすぎる前に寝かせる

大人にとっては「疲れると眠くなるので眠る」というのは当然ですが子どもはそうはいきません。

自然な目覚めを促すホルモンであるコルチゾール(通称ストレスホルモン)は、疲れすぎても過剰に分泌されるので、子どもは逆に興奮してしまいます。

その結果、うまく眠れずにぐずってしまたり、夜泣きをしたりしてしまうそうです。

 

おわりに

私は“ママと赤ちゃんのぐっすり本”と出会えて本当に良かったです。

子どもの睡眠に関することで悩んでいて、他にもねんトレの本を読みましたがこの本が一番具体的で信頼できると思いました。

今回の記事では、ごく一部を抜粋して紹介させていただきましたが、本書では何をすればよいかが具体的に書かれているため、本当にわかりやすいです。

また、紹介した内容の根拠や背景などもわかりやすく書かれているため、子どもの睡眠トラブルを抱えている方にはぜひ読んでほしいです。

 

本書にも書かれている通り、ママが幸せなら赤ちゃんも家族も幸せになります。

睡眠トラブルを抱えるママの悩みが解消して、皆さんの家族が幸せになりますように。

その一助として今後も情報発信していきたいと思います。

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