読み聞かせの効果!本好きに育てるために親ができること**
子どもに絵本の読み聞かせをしていますか?
読み聞かせは子どもの心の成長や語彙力の向上などの効果をもたらします。
絵本の読み聞かせの効果や子どもを本好きにするヒントについてご紹介します。
今回の記事は“最高の子育てベスト55”を参考にしています。
絵本の読み聞かせの効果
3歳までにたくさんの言葉を聞いた子は、語りかけが少なかった子どもに比べて語彙力とIQが高く、成績がよくなります。
たくさんの言葉とは「毎日2万1000語」です。
言葉の習得・語彙力の向上につながる
絵本の読み聞かせによって言葉の習得や語彙力がつきます。
会話だけでは読書から得られるほどの語彙力はつきません。
感情を豊かにする
絵本を通して登場人物の気持ちを想像し疑似体験することで、喜怒哀楽を感じられるようになります。
そして、自分の感情の変化を知ることで感情が豊かになります。
想像力を育てる
感情を豊かにするのと同様、疑似体験を通して絵本の中の世界を体験することで想像力が育まれます。
親子でコミュニケーションがとれる
親の読み聞かせする声や肌のぬくもりや匂いは子どもに安心感を与え、親子の親密感が高まり、子どもとの信頼関係が強くなります。
集中力がつく
読み聞かせをしているうちに、子どもは集中力がつきます。
読み聞かせを始めた最初は、絵本を最後のページまで読めないことが多いですが、次第と集中力がつき、最後まで夢中になって聞いてくれるようになります。
読み聞かせの方法
読み聞かせは、本の内容を声に出して読むだけではいけません。
子どもが小さい場合は本の内容よりも合間の会話の方が重要です。
また、子どもの年齢によって読み聞かせの方法を変えることで、子どもの興味を引き、効果的なものにしましょう。
生後6ヶ月まで
読み聞かせるというより本と接する機会、言葉に触れる機会を作ることを意識しましょう。
コントラストの聞いた絵本を読み聞かせると赤ちゃんも興味をもってくれます。
生後6ヶ月〜生後12ヶ月まで
絵本の中に登場するものについて説明したり、「くまさんはどこかな?」などと話しかけて、指差しを促したりしましょう。
物語の内容にあまりこだわらず、会話を楽しみましょう。
1歳〜1歳半まで
声色を変えたり、身振り手振りを大きく使って魅力あふれる読み聞かせで絵本の世界に引きつけましょう。
1歳半〜3歳まで
子どもがおしゃべりできるようになってきたら、子どもの「語り読み」を促しましょう。
同じ本を繰り返し読む場合は、親が読む部分を減らして子どもにたくさん語らせましょう。
子どもに参加させるスタイルの読み聞かせを15週間続けると、子どもの口語能力がアップします。
本好きな子ども
本好きになることで、読み聞かせと同じ効果が期待できるだけでなく、「文章力がつく」、「知識・教養が身に付く」という効果も期待できます。
さらに本好きにすることで「学力の向上」にもつながります。
本好きな子は多くの単語に触れることで語彙力がつき、語彙力があると学校の授業の理解力が上がります。
なぜなら、読んでいる「言葉の意味」よりも、読んでいる「内容」を理解する方に多くの時間が割けるからです。
子どもを本好きにするのは
読み聞かせをする
子どもを本好きにするには小さいうちからたくさん話しかけて読み聞かせをしましょう。
子どもに本を選ばせる
子どもが自分で本を選べるようになったら、読み聞かせする本や自分で読む本を選ばせましょう。
また、本を買うときも一緒に本屋さんへ行き、買いたい本を選ばせてあげましょう。
親が率先して本を読む
子どもが大きくなって自分で本が読めるようになった時には、親が子どもの前で本を読む姿を見せ、本を読むことが生活の一部であるということを示してあげましょう。
まとめ
・読み聞かせをすることで言葉の習得や語彙力の向上などが期待できる
・読み聞かせる内容も重要だが、合間の会話の方が重要である
・子どもの年齢に応じて読み聞かせの方法を変えるのが良い
・本好きな子どもは学力の向上が期待できる
・小さい頃からの読み聞かせで本好きになる可能性が上がる
おわりに
読み聞かせの効果や読み聞かせる際のポイント、本好きな子どもにするためのアイデアをご紹介しました。
うちでも生後1ヶ月半頃から絵本の読み聞かせを始めました。
最初は絵本を見ているのか、聞いているのか不安になりながらも、おしゃべりしながら読み聞かせをして楽しめました。
表紙を見たことある、タイトルは知ってる絵本を実際に読み聞かせしていると内容が面白く、親自身も絵本に魅了されました。
ママもパパも絵本を読み聞かせすることが好きになり、幸せな時間となっています。
皆さんも読み聞かせをしながらすてきな時間を過ごせるといいですね。