妊婦さんが葉酸以外に摂取すべき栄養は?
妊娠について興味がある方や、妊活中や妊娠した方に読んでいただきたい記事です。
私が妊娠したときに必要な栄養素について調べたことを書いた記事です。
以前の記事で妊活中、妊娠がわかった人には『葉酸』を摂取すべきとお伝えしました。
葉酸の摂取を推奨されていますが他に摂取すべき栄養素は?
それは『鉄』です。
今回は妊婦が必要な栄養素の『鉄』についてご紹介します。
正直妊婦さんにいらない栄養素は無いと思います。
かかりつけの病院で栄養士さんから指導されたとおり普段から食事をして、栄養を意識していれば問題ないと思います。
なので今回の記事は参考にしていただく程度にしていただければと思います。
妊婦は貧血になりやすい
皆さんは普段から貧血になったりしますか?
貧血の女性は多いですよね。
私も普段から貧血気味でした。
そもそも貧血とは、血液中の濃度が基準より低くなった状態のことをいいます。
ここで注意したいのは貧血になったことがない方でも、妊娠すると貧血になりやすくなることです。
なぜ妊娠中は貧血になりやすいのか?
妊娠すると血液量は約1.5倍と増えるのに対し、血液中の赤血球などの成分はあまり増えないため、お母さんの血液の濃度が低くなるからです。
妊婦さんは鉄不足による鉄欠乏性貧血になることがあり、貧血になることで胎児への影響が出てくる可能性もあります。
妊娠中の必要な鉄分摂取量は?
- 通常時(月経なし):6.5mg/日
- 通常(月経あり):10.5mg/日
- 妊婦初期:9mg/日
- 妊娠中期:16mg/日
- 授乳期:9mg/日
妊娠中・後期になると胎児が大きくなるため、その分だけ血液量が必要になり、鉄も必要になります。
普段の食事で鉄分の摂取を心がけよう
普段の食事で鉄分を多く含んだ食材を摂取するようにしましょう。
具体的には、ほうれん草や大豆、赤身肉、卵などです。
レバーにも鉄分は多く含まれていますが、妊婦が摂取を控えるべきビタミンAが含まれているため、食べる量には注意が必要です。
不足分は鉄分サプリで補おう
普段の食事から鉄分を多く摂取するのは難しいですよね。
そこで、私は妊娠中期から「ヘム鉄」のサプリメントを服用するようにしました。
その際は、かかりつけの先生に現在服用しているサプリメント(葉酸、DHA等)を伝えて、問題ないか確認しました。
先生の回答は「サプリの効果は大きく期待できないけど、過剰摂取しなければ良い」といわれ服用するようにしました。
また、「鉄分はビタミンCと同時に摂取すると吸収が良くなる」とアドバイスされたため、鉄分サプリメントと同時にビタミンCのサプリメントも摂取するようにしました。
○私が摂取した鉄分サプリメントは“DHCのヘム鉄”です。
※サプリメントにも注意書きされていますが、摂取する際は事前にかかりつけ医に相談しましょう。
まとめ
今回の記事の内容をまとめると以下の通りです。
①妊娠中は貧血になりやすい。
②特に妊娠中期・後期にはより多くの血が必要となるため、鉄分も必要となる。
③普段の食事から鉄分を多く摂取するように心がけよう。
④食事からだけでの摂取が難しい場合は、サプリメントで摂取しよう。
⑤鉄分はビタミンCと同時に摂取すると吸収が良くなる。
⑤私がおすすめする鉄分サプリメントはDHCの『ヘム鉄』です。
※サプリメントを摂取する際は事前にかかりつけ医に相談しましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。
ママも赤ちゃんも健康第一で幸せに過ごせるといいですね。